本定例会の議案について全て審議を終えました。
下記つらつらと記載したいとおもいます。
目次
1、各議案についてのTOPIX
2、スポーツ再配置の報告案件について
お手すきの際、見た頂けたら幸いです。
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1、各議案についてのTOPIX
議案の詳細は下記になります。
〇呉市HPより議案について
個人的なTOPIXを記載したいと思います。
■議題85号 令和5年度呉市一般会計補正予算
〇太陽光発電システム・家庭用蓄電池等の設置助成について 1億3,320万円
新年度当初予算から計画されていましたが、国から交付金の事業採択を受け、追加予算を補正することになりました。家庭用と事業用の補助があります。
家庭用において、太陽光発電設備は出力1kw当たり、市から2万円(上限5万円)と国交付金分7万円の計9万円を補助。一般的な家庭に設置する5kwの設備の場合は40万円の補助となります。蓄電池は、太陽光発電設備と同時設置の場合,市から5万円に加え国交付金分が設置費用の3分の1の補助。蓄電池の価格が100万円の場合、合計で約38万円の補助。なお、蓄電池のみの設置の場合は、国からの交付金はないため、当初予算どおり市からの5万円の補助のみ。燃料電池(エネファーム)は、市から定額3万円の補助に加え国交付金分が定額6万円の合計9万円となります。
次に事業用において、太陽光発電設備は、出力1kw当たり国から5万円,市から2.5万円の計7.5万円を上限3000万円まで補助。主な補助要件は、家庭用・事業用ともにすべて新品であることに加え、太陽光発電設備は、自家消費割合が家庭用で30%、事業者用で50%以上であること、また固定買取制度の認定を取得しないことがあります。蓄電池は太陽光発電設備と同時設置の場合ですが、1kwh当たりの価格が15.5万円を上限とする必要があります。受付開始時期は7/末予定。
■議題87 令和5年度呉市一般会計補正予算(追加補正議案)
〇商店街など集客事業への助成(2,000万円)
コロナの時もありましたが、この度の主な違いは、集客事業を一緒に考えたりする講師としての招聘なども助成対象となり、イベントだけでなく、その団体自身の活性化も狙いとしてあるそう。要件は商店街等の連帯性のある組織、商店街組織、テナントビル、またそのエリアで集客イベントを行う団体。コラボができた場合も対象となる。では商店街などの商業エリアしかこの助成を活用できないのか?となりますが、別に地域支援パートナーシップ支援事業という助成があるので、そちらを活用していただきたい
〇観光客受入態勢整備 CRM実証事業の拡充 (1,360万円)
観光CRMアプリの「CRM」とは,「Customer Relationship Management」の略で、日本語では「顧客関係管理」を意味しています。今回呉市では、観光庁が監修した観光CRMアプリを導入することとしており、このアプリを導入した利用者は、買い物・体験ごとにポイント付与を受けたり、地域の観光情報を受けることができます。また事業者は、顧客の(観光客)の行動履歴・消費履歴などのデータを蓄積することができ、獲得した顧客情報を活用し、商品・サービスの開発に向けたアンケートによるニーズ調査や,商品・キャンペーン等の情報を直接顧客に届けることも可能となります。
新年度当初予算では対象事業者を25事業者にしていましたが、もっと増やしてほしいという声が多くあり、この度100事業者に増やすため補正予算。今年度は、事業者にかかる手数料等のランニングコストを、呉市が負担することとしています。
地域ポイント通貨みたいなんかな?個人的にはとても賛成。体験を商品に買えられる可能性に期待、事業者側からみても、顧客マーケティング、デジタルポイント付与などメリットが多い。
2、スポーツ再配置の報告案件について
■特別委員会を終えて
〇報告案件詳細
私はこの度、総合スポーツセンター調査検討特別委員会に所属しました。
当日、当会委員長の謎の発言からはじまり(興味ある方は後日議事録みてもらえたらとおもいますw)、スタート少しつまずいたところはあるのですが、多目的グランドと野球場が使えない、空白期間が生じてしまうことを中心に議論しました。個人的に、昨年度の全員協議会や新年度予算委員会で、口酸っぱく「スポーツ振興(教育、健康など)の歩みをとめることのないように絶対に利用空白期間をつくってはならない」とあれだけ言ったにも関わらず、結果、半年から1年の空白期間が生じることになる、憤りを感じています。なぜ、計画的にあのエリアを売却できなかったのか?どれだけあのスポーツセンターが多くの競技者に利用されていたか、当局は知っています。雇用創造、税収増のため産業団地化はもちろんわかりますし、賛成です。しかし、あまりにもリスク回避があますぎる。お金も概算ではありますが移設に全体で約80億かかるそうで。当たり前ですが、集約施設を分散することで管理コストは間違いなく今よりかかります。
未来は見えないので、売却したことによる果実が将来、想像以上のものが返ってくるのかもしれません。しかし、それを期待させるのも今の市役所職員メンバー全員の行いと思いと準備です。それなのに、このような対応をしている皆さんで、将来をしっかりと見据えているのか不安になります。えいやーで売却しただけですか?それが心配です。この決断が将来のこどもたちにとって、そして、このまちにとっていいものだったのか。この特別委員会ではそれをしっかり議論し、自分の答えを出したいとおもいます。
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