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新型コロナウイルス補正予算2(所見)

この度、7月10日の臨時会において、下記内容の補正予算が可決されました。

その中において、個人的な所見を述べさせていただきます!

(画像★マークが市の独自予算。そこを中心に記載します)


【補正予算内容】

A感染拡大の防止

・公共施設における感染拡大防止対策

各公共施設、しっかりとした対策をとって頂きたい。特に、避難所については非常に対応が難しい。この度も雨が続き、呉市においても避難準備や避難勧告の発令がありました。その際、避難所になっている地元の市民センターで、実際の現場をみました。対応する職員も「万が一、高熱の人が沢山こられたら、部屋数が足りるかどうか」不安になっていたり、実際に市民センターにこられても、中に入らず駐車場に車を止めて、車中避難をされているのも見受けられました。新しい避難様式ではないですが、対応が必要。同僚議員とも話をしましたが、自主避難場所(自治会等)に、感染拡大防止のグッズがいきわたるように仕組みをしっかり周知する、また、車中避難でセパレートを担保するために、広いグランドを優先して解放するなど、考え方はいろいろあります。

・消防団における感染拡大防止対策

消防団における感染拡大防止対策も大切です。地元のことは地元で守る。率先して動いてくださる方々に、最善の対策をするべきです。


B生活に係る支援

・新生児応援給付金

子育て世帯にとっては心強いものだとおもいます。妊産婦にとって自分のみならず、小さい子供を育てるために沢山の労力とコストをかけます。それに加えてコロナという目に見えない恐怖とその対応が加わることは、心労が計り知れません。ご家庭で一丸となって子どもを育てることに、支援する必要があります。

・くれトレ事業

については、しっかりと広報し多くの方に親しまれ、活用いただけるよう工夫をして頂きたい。



C事業者への支援

・農漁業者経営継続支援事業

前回の補正予算時にも記載させて頂いたのですが、能動的にこの国難を乗り切ろうと頑張る事業者さんへの支援は最も大切です。一次産業の皆様も一緒です。

・行政書士の無料相談窓口の充実

今後も、多様な制度設計により、申請手続きがより煩雑になる可能性があります。いい政策であっても、伝わらない、やり方がわからない状態だと意味がありません。専門の方に相談しやすい環境づくりは必要です。



・新型コロナウイルス感染症対策取組事業者支援給付金

簡単にいうと、宿泊事業者、交通事業者を除く店舗は、県の宣言文をお店に掲示することで1店舗あたり5万給付しますというもの。各自の宣言なので宣言内容は各事業さんによってことなります。これは、意識啓発的な面が大きいと思います。「うちではこういった対策をしています」と宣言があることで、事業者さんも意識をするし、お店に来られるお客さんも、「このお店はこういったことしてるんだね」と安心、納得される。このように新しい生活様式への意識転換を促す意味ではいいとおもいます。

また、人の移動が制限される中で、宿泊業や交通事業者は直接的にダメージを受けていました。その中で今まで支援策というものがありませんでした。この度はその背景を鑑み、上記支援を特別に行っております。


D、ICT環境整備の加速化

・情報通信基盤整備事業

これは、呉市内全域に光回線が届くようにする政策。本来は令和5年、範囲も限定的でした。しかし、国が日本全体でこの政策を推し進めるため、予算を500億追加し、時期を早めることと範囲を広げることを可能としました。率直に、呉市よくやった!という感じです。国の交付金、有利な起債などを活用し、市の一般財源は出すことなく、かつ、今まではコロナ関係なく、自腹で計画をたてていたので、国の急な政策提示においても、しっかりと対応ができスタードダッシュがきえているとおもいます(全国の自治体が一斉に動き出すので)。大変喜ばしいことで、これでどこにいてもストレスのないネット環境を整えることができる、情報インフラが整います。これからはそれを利用する我々がどういかすか。大きいのは予算額だけでなく、今後の影響にも大きい事案だとおもいます。

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