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東北視察レポート

「ちょっとおしゃれに撮りましょうよ」と撮った花巻市中央公園の写真。

いつも横並び、ちょっと体ななめにして笑顔といったものじゃつまらないので言ってみたら、意外とみなさん乗り気で、いい写真撮れました^^笑


この度は会派で各目的をもって視察に臨みました。

①花巻市 リノベーションを生かしたまちづくり

②紫波町 官民連携「オガール紫波」の運営について

③仙台市 駅前開発について


内容>

①岩手県花巻市(7月30日)



新たな商い、新たな雇用はどういうかたちがいいか、住民自分たちでつくる。リノベーションというコトバばかり出ていますが、一番は何の仕事をどこでやりたいか。人が人をつなぎ、仕事が仕事を生んでいくようなそういった連鎖をしかける、その手段としてこの「リノベーション」を生かした施策というのがあります。地主と事業オーナーを家守(やもり)会社がリノベというツールでつなぎます。そこに行政は?この3者をつなぐ、生むといった手助けをリノベーションスクールといったソフト支援を行っていくものです。








また公園は「大きなリノベーション」として住民意見を取り入れて作った広場です。用途が幅広く、公園としての憩いの場ともなる。場所が中心地にあるので、花巻市のシンボルの一つになってほしいという願いも込めて。なんと、公園内ではボルタリングも!これもリノベーションスクールからうまれたそうです。





②岩手県紫波町(7月31日)

ここは当選した4年前からずっと行きたかった視察場所。

官民連携政策のはしりともいわれるこの場所で沢山勉強させて頂きました。

分かりやすいサイトがあったので、貼り付けます↓ https://www.huffingtonpost.jp/2014/09/10/shiwa_n_5795002.html




補助金や公共事業というのは、成長ありきの投資だとおもっています。しかし、本当にそれが成長になるのか?というところから、民間と一緒にやってきたのがこのオガールプロジェクトと理解しています。例えば箱だけつくって、あとは民間に任せよう。ではなく、箱をつくるところから、どういう要素でどいうったテナントが入って、何年で償還するといった細かいところまで企業やファイナンスと一緒になって考える状態です。


現在、計画通り順調に償還をしている状態で、今年度でほぼ投資をペイするようになるそうです。




研修の様子。他都市の地方議員さん、職員さんも参加してました。毎回パッケージで、視察を受け入れてる様子。今回は概要版でしたが、他にも施設事の視察パッケージがあり、正直3時間程度では足りないくらいでした。






図書館もきれいでした。

農業のまちでもあるので、特設棚は農業教育でした。まちの特徴を伝える、素敵な空間です。








岩手県サッカー協会が指定管理しているグランドです。綺麗です。芝の環境というのは個人的に大事だとおもっています。サッカーだけでなく、他のスポーツもそうですし、使い方によっては、憩いの場として、イベントスペースとしてもつかえます。





常設マルシェ。上から撮影。

沢山のアイテムがありました。これがオガール紫波さんの収入源。









現在もPPP、PFIといった事業形態はありますが、あまり呉市では例が少ないように感じます。場所や目的によって違ってくると思いますが、なぜその形態で行うか今一度議論することは必要です。その例としてこのオガール紫波が大変勉強になる、ここを視察できたことは大きな知識となりました。


③仙台市(7月31日)


ペデストリアンデッキと駅前開発の流れについて、仙台市役所にて研修をうけました。写真は、その後、現地に出向いて撮ったものです。百聞は一見に如かずですね。







都市規模も違うのになんで仙台に?とお話頂いたりしましたが、作り、考え方、国からの補助金制度の利用について、プロジェクト体制、議会調整、住民、庁内調整など、規模は違えど勉強になる事ばかりです。呉市も駅前開発を今後行っていく上で、先進の事例は必要です。個人的には今先進と言われているところよりも、もっとすごいところに行って欲しいと願っています。そのためにも、他市の事例のいいところ、悪いところは学ぶべきなんです。今回、類似していた課題点は、公共交通拠点をつくること、そして人の流れと車の流れを別として、ストレスない移動をすること。これは呉市も一緒です。こんな言い方したらあれですが、仙台市さんはお金があるまちなので、いいですが、呉市になるとその財源すらも知恵出さないといけません。住民にとって何がいいか?これをぶれることなく本市も進んで頂きた。

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